決断の移動　パチスロ専業者編　第158話

 

 

 

こんにちは！銀猿です。

二年目に突入したパチスロ専業生活。

初月となるこの一月は「引退」の文字がチラつく程苦戦続きだったが、ネグラであるファースト店の花火の設定状況が良化。

その恩恵をしっかり享受する事に成功し、何とか危機的状況からは脱出。

ひとまず「引退」の危機を遠ざける事は出来た。

目先の収支の改善は勿論の事ながら、ファースト店の花火が使える状態になった事は、これ以上ない福音である。

以前のように喰い散らかして、自分で自分の首を絞めないよう、大事に使っていかなければ・・・。

では、第158話をご覧ください。

 

クロス炸裂

 

 

1月24日

今日も朝からファースト店。

目指すは、当然昨日打った花火。

前回は失敗に終わったが、今日もクロスカウンターを仕込んでいるので、まずは据え置きかどうかの確認から。

ちなみに今更ながら「クロスカウンター」とは、前日の最後にわざと小役を取りこぼし、小役カウンターの位置を大きく下げる事で、翌日、小役が揃いやすい状態を作るもの。

ややこしく書いてしまったが、最初の1Kで、普段以上に回す事が出来たら据え置きだと思って貰えば大体OK。

そんな小技を駆使して確認した本日の台は・・・最初の1Kの回転数が50ゲーム以上！（通常は約30ゲーム）

即ち、据え置き濃厚（ほぼ確定）となった。

この立ち回りがハマったのは、一体いつ以来だろうか？

ともかく今日も花火の設定5をGET！

昨日の快勝のイメージを色濃く残しながら、今日も「出す」べく、レバーを叩き続ける。

序盤は前日の反動？か、追い銭の続く苦しめの展開も、後半戦に入ると、昨日の勢いを感じさせる連チャンを炸裂させ、しっかり日当勝利。

昨日ほどの「快勝」とはいかなかったものの、コレで四連勝となった。

 

 

 

店舗	機種	収支
ファースト	花火	+35K

 

 

 

 

 

決断の移動

 

 

1月25日

今日も朝からファースト店。

この日はファースト店恒例「対象機種全台設定5or6」の、鬼熱イベント開催日。

ここ最近の好調ぶりから「勢いで抽選も突破するかも？」なんて妄想を抱きながらクジを引くも、現実はそこまで甘くなく、あえなくハズレ。

まぁ、仕方ない。

予定通り、ここ最近設定状況が明らかに改善された花火へ直行。

無事狙い台を確保し打ち始める。

イベント日であり、いつもよりお客さんが多いので早めの決着を望んでいたが、待望の初BIGは7Kと可もなく不可もないライン。

急いでもあまり速度が変わる訳ではないのだが、やや急ぎながら減算値判別を行うと、コレが拍子抜けするぐらい、いとも簡単に判別合格。

今日も、恐ろしい程あっさり設定5をツモる事が出来た。

こうなれば、抽選にハズレた事など意に介さず「こっちも設定5だもんね」と、余裕綽綽で打つ。

・・・が、今日はドンちゃんのご機嫌がナナメの様子で、思うように出てくれない。

それ程大きな負債を抱える状態ではないが、ちょこちょこ追い銭を強いられる展開。

どうにも歯痒い状況が続き、都合14K目を追い銭しようとした瞬間。

イベント対象機種のデカドンが空いた！

考えるよりも早く身体が反応し、素早くデカドンを確保した。

だが、デカドンはお店が「設定5or6」と謳っているだけで、実のところは分からない。

その点、花火は間違いなく設定5。

しかし、銀猿のファースト店に対する信頼は相当厚い。

ガセを喰らっても「仕方がない」と思える程度の信頼は寄せている。

それに、両方ともに設定5の場合、花火とデカドンでは機械割が違う。

現在、花火の方のドンちゃんはご機嫌ナナメで、持ちコインが無い状態。

この状況ならば「移動」が間違いなく正解だと思うので、ここは「捨てた台が出される」事は覚悟の上で、決断の移動を決行である。

 

移動してきたデカドン。

前任者が止めた理由は恐らく「出なかった」から。

そう思わせるぐらい、現在のボーナス確率は悪い。

「打ち手が変われば、乱数の取得タイミングも変わる」

と、言う、謎の根拠を持って打ち始める。

ちなみに、当然ながら自分が捨てた花火にも、全く同じ事が言えるのだが・・・。

ともかく、最速でレバーを叩いていくと、本当に打ち手が変わった事で台の挙動が変化したよう（単なる確率のムラだが）で、良い感じでボーナスを重ねていく。

夕方前からの実践だったが、夜まで殆ど大きなハマリに遭遇する事なく、綺麗な右肩上がりのグラフを描き切る事に成功。

結果論だが、捨てた花火は最後まで出ず、移動してきたデカドンで快勝。

いよいよ上昇気流に乗ってきた。

 

 

店舗	機種	収支
ファースト	花火	-13K
	デカドンちゃん2	+49K

 

 

 

 

 

第159話に続く