こんばんは!銀猿です。
今回は、ヤレば高確率で回収率が上がるのに、何故か多くの人がやらない具体的な方法について書いていきます。
予想成績を可視化
まずは結論から。
ヤルべき事は、
「自身の予想成績を可視化する」
ことです。
知る編の「現状」で書いた、収支表の延長線上にあるようなイメージですが、収支の確認より、もっとしっかり回収率に直結します。
◎の回収率を答えられる?
皆さんに質問です。
皆さんが予想したレースにおいて、◎(本命)馬の勝率・連対率・複勝率・単勝回収率・複勝回収率を答えることが出来ますか?
数が多すぎるのであれば、2021年のGⅠレースの本命馬だけでも構いません。
勿論、暗記している必要はなく、パソコンを開いたり自宅にあるノートを確認してOKです。
いかがでしょうか?
恐らく、多くの人が答えられないのではないでしょうか?
「大体○○%ぐらいかなぁ~」
とかは、ダメです。
「感覚ではなく」しっかりとした数字で、何レース予想して、何頭が勝ち、何頭が連対し、何頭が3着以内に入ったのか?
そして、その時の払い戻し金額から、何%回収出来ているのか(実際に単複馬券を購入している必要はありません)
これらを明確に答えられるか?という事です。
※ボックス馬券を中心とした「固まり」を狙う馬券術を使っておられる方は、純粋な馬券成績でもOKです
もし答えられないのであれば、答えられるようになりましょう。
そうすれば、回収率は自ずと向上します。
80%以下か以上か
自身の本命馬を決める際の予想法は、先日も書いた通り、暴論になりますが何でも構いません。
色々な角度から予想出来るのが競馬の楽しみの一つであり、醍醐味でもありますからね。
どんな手法を使い、どんな思考を経たとしても、皆さんが選んだ◎(本命)馬がいます。
その本命馬の回収率が80%を切っているのであれば、残念ながら、今の予想プロセスを続ける限り、馬券でトータルで勝てる確率は低くなるでしょう。
ヒモで選んだ穴馬が大駆けし、特大馬券を当てて年間収支がプラス・・・という可能性は勿論ありますし、それも競馬の魅力の一つです。
ですが、再現性に乏しいのは確か。
うんうん頭を悩ませて選んだ本命馬の回収率が、控除率分以上に負けているという現実を無視するのは、長期的に見てよくありません。
言葉は悪いですし、気分を害される方がいらっしゃるかもしれませんが、本命馬の単・複の回収率が50%や60%になってしまっているのであれば、3~5番人気付近の馬を適当に選んでいる方が余程マシです。
自分の予想(本命馬の成績)を可視化することで、予想の精度や方向性の是非などが明確になります。
もし本当に本命馬の単・複回収率が50%~700%程しかない方は、予想法(使うファクター)を、根本から変えてみることをお勧めします。
80%以上なら?
もし本命馬の単複の回収率(どちらかだけで可)が、90%や95%あるならば、年間収支プラスに向けて視界良好です。
その予想法にプラス(他のファクターを加える)orマイナス(回収率を下げている要素を排除)することで、本命馬の回収率が100%を超えるかもしれません。
当然ながら相手馬の選択を強化して、ワイド・馬連・三連複・三連単でプラス収支を見込むことも可能でしょう。
但しこの場合は、相手馬の馬券圏内への突入率や、ワイドで買っていたら?三連単で買っていたら?など、本命馬と同じように感覚ではなく数字をハッキリとさせる必要があります。
購入馬券の選択は、どんな予想法を使うか?と同じぐらい、いや、もっと重要かもしれませんが、その点も徐々に考察していきましょう。
とにもかくにも、自身の選んだ本命馬の成績を知ることで、その後の取るべき方法が見えてきます。
やってみて損はない
自身の予想成績を可視化することは、とても大切です。
とても大事なことなのですが、多くの方が実践しません。
面倒だから?
終わったことは関係ないから?
そもそも必要性を感じていないから?
理由は様々でしょうが、多くの馬券購入者がやっていないんです。
先日、競馬のオッズはパリミチュエル方式で決まると書きました。
負けている人がいるから、勝っている人がいます。
胴元であるJRAは、常に一定の割合でしか取り分を抜きません。
と、言う事は、他の多くの人がヤラないのに、効果がある(回収率が上がる可能性がある)行動を取ることは、競馬というゲームで勝ち続ける上で、非常に大切なことになってきます。
自身の予想成績の可視化は、誰でもやろうと思えば出来て、基本的にお金が殆どかかりません。
どうでしょう?
やってみて損はないと思いませんか?
予想成績のまとめ方や、効率的な管理の仕方はなどは次回以降に書くとして、まずは声を大にして一言、
「自身の予想成績の可視化は必須です!!」
もう少し深堀り