こんばんは!銀猿です。
馬券の回収率向上の第一歩は「知ること」だと僕は考えています。
初回は「現状」として、自分の馬券の回収率(収支)を。
二回目は「自分自身」として、ご自身が競馬に求めるものが何か?を、でした。
今回は「知るシリーズ」第三弾「絶対ルール」です。
絶対ルール
今回知っておいて頂きたいのは、日本競馬の配当の決定方法です。
ご存知の方も多いとは思いますが、今一度再認識しておいて欲しいです。
日本の競馬(に、限らず公営ギャンブル)においては「パリミュチュエル方式」が採用されています。
以上!しっかり覚えておいて下さいね!
ではっ!
・・・冗談です。
この「パリミュチュエル方式」なる舌を噛みそうな言葉なんて覚えなくて良いです。
詳しい説明が知りたい方は、ググって頂ければと思います。
ここに引用を貼りつけることもしません。
小難しい説明に意味はないので。
中央競馬と仮定して簡単にまとめると、
1.売れた馬券購入代金はJRAが一旦全額プール
2.レース結果により、的中者に分配
3.この時分配されるのは、売上の75%
と、なります。
実際には、JRAの場合券種により分配率(控除率)が変わりますが、その辺りの細かい数字も、今はそれ程気にしなくて良いので、
「25%がJRA・75%が的中者」
と、認識しておけばOKでしょう。
で、どうなる?
コレを知ってどうなるか?ということですが、たまに見かける「打倒JRA!」みたいな考えは大間違いだと分かります。
エンターテインメントとして魅せている方は別として、回収率向上の為にJRAを倒す必要はありません 笑
僕たちが回収率をUPさせたいと思ったら、他の馬券購入者を上回る必要があります。(←コレがとっても大事)
もし「敵」がいるとするならば、JRAの陰謀ではなく、ウインズで隣で赤ペンを走らせているおじ様です。
自身の成績と比較
最初のお話しで、自身の回収率を知っておいて下さいと述べました。
ここでパリミュチュエル方式による「分配率は75%」がモノサシになります。
券種だったり、JRAが上乗せキャンペーンなどを行うことで常に75%一定ではありませんが、先程も言ったように、その辺りの数字は無視でOKです。
基準としての数字は75%です。
で、皆さんの馬券の回収率は何%でしょうか?
もし75%を超えているのであれば、皆さんが馬券購入の際に使っている判断基準は、一定の成果を上げていると判断出来ます。
適当に買っていたら、トータルの回収率は75%に近づく訳ですからね。
それが、半年や一年馬券を購入し続けて、回収率85%・90%となっているのであれば、効果ありと言えるでしょう。
その判断基準を更に磨いたり、異なるファクターを加えたり、券種の工夫を行うことで、100%超えが見えてくるかもしれません。
問題は、75%を切っている場合です。
基準となる%を下回っているという事は、馬券購入の判断基準にが機能していない可能性が高いです。
勿論、75%という数字は、全て買えば概ねその数字に落ち着くということであって、どんな券種でもハズレる可能性がある馬券を購入した時点でリスクが生じます。
ちなみにリスクとは、損をする可能性だけを言うのではなく、勝つ可能性もリスクです。
未来の不確定な事実に対して、その振れ幅(勝つ/負ける)の大きさをリスクが大きい、小さいと言います。
ある程度の試行回数(馬券購入)を行った結果、自身の回収率が75%以下であるならば、今現在の馬券購入スタイルを見直してみるのが良いでしょう。
どう変えるか?
どこを変えるか?
などは今後少しずつ学んでいくとして、まずは知っておくことが大切です。
自身の回収率が何%なのか?
それは、他の馬券購入と比較して上回っているのか、下回っているのか?
そこが確認出来ればまずはOKです。
あたなの負け分は、隣の人の勝ち分
世の中には馬券で勝っている人がいます。
僕も偉そうに言える回収率ではありませんが、二年連続で回収率が100%を超えてます。
回収率が100%を超えいる人がいると言う事は、回収率が75%を下回っている人がいるということです。
もし貴方の回収率が75%を下回っているのであれば、好きな言葉ではありませんが、勝ち組の「養分」となってしまっています。
嫌じゃないですか?
競馬を楽しむ為にも、まずは75%は超えましょう!
回収率75%超えは難しくないです。
回収率が75%を超えれば、負け分はとりあえず隣のおじ様ではなく、JRAに渡ったという事になります。
そうなれば「参加料」という見方も出来るかもしれません。
とにもかくにも自身の回収率を知り、パリミュチュエル方式という絶対ルールの元で競馬に参加している事を、再認識してみて下さい。