こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第38弾「玉緒でポン!」の登場です。
本文でも書きましたが、DXではなく初代の方になります。
今でこそタイアップものは当たり前ですが、当時では少し珍しい芸能人を起用したパチスロ。
しかも、中村玉緒さんとは渋いチョイス(笑)
業界内でもチャレンジ精神旺盛なサミーならではの選択でしたね。
では懐かしの「玉緒でポン!」ご覧下さい。
スペック
■メーカー
サミー
■発売時期
2000年2月
BIG | REG | 機械割(フル攻略時) | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/297 | 1/439 | 97.8% |
設定2 | 1/287 | 1/428 | 101.9% |
設定3 | 1/269 | 1/428 | 105.0% |
設定4 | 1/253 | 1/422 | 109.0% |
設定5 | 1/240 | 1/407 | 113.7% |
設定6 | 1/238 | 1/331 | 120.0% |
出典 777@Nifty様
特徴
サミーより、液晶搭載第2弾として発売された本機。
いわゆるノーマルAタイプで、BIGとREGで出玉増やすシンプルなもの。
リール上部に液晶が搭載されており、そこで玉緒さんがクイズに答え、正解なら小役告知だったり、旅行券が降ってきて発展演出などに繋がっていくのが基本。
クイズ番組での玉緒さんの珍解答を液晶画面で再現した、コミカルな演出が売りの一つ。
攻略ポイント
芸能人を使ったタイアップものですし、キャラクターも中村玉緒さんでしたので、発売当初は若干「色物」扱いを受けていたようでしたが、攻略ポイントが多く、機械割の甘さからも、結構「喰えた」機種だった模様。
恥ずかしながら、今回調べるまで全然知りませんでした。
当時当たり前だった「通常時小役狙い」と「リプレイ外し」の二大攻略法は勿論、BIG中のハズレ確率の差を使った設定推測が可能でした。
ビッグ中小役確率
スイカ | ベル | ハズレ | |
---|---|---|---|
設定1 | 9.1 | 2.47 | 5.85 |
設定2~5 | 9.1 | 2.11 | 9.78 |
設定6 | 6.5 | 2.11 | 16.80 |
※スイカとベルにも差がありますが、メインに数えるのはハズレ確率でOKでしょう
あと、減算値に差がついていますが、BIG後リセットされるのだろうか?
申し訳ないのですが、調べても分かりませんでした。
恐らく減算値判別を出来ると聞いた事がないので、リセットはされないルパンタイプだと思われます。(間違っていたらご指摘下さい)
他にも「設定変更後は朝一ベットランプが全消灯」「朝一ビッグのセリフ」「減算値を利用した朝一小役カウンターの位置」などで、設定変更判別が可能だったようです。
喰える機種
僕の打っていたお店には設置店が少なかった事と、自身の勉強不足が原因ですが、このような「上級者があまり好まない機種」で、攻めどころが「意外と豊富な機種」は格好の狙い目となります。
当時の僕は、まだまだレベルが低ったですね。
このような機種が「喰える機種」になる事が多かったです。
相場の格言に「※人の行く裏に道あり花の山」とありますが、正に格言を地でいく機種でした。
※「むしろ他人とは反対のことをやった方が、うまくいく場合が多い」と説いている格言。
有名パチスロライターの名波誠氏のマンガでもよく使われていたので、パニック7読者の方なら、株式投資など未経験者でも知っているのでは?(銀猿もそのタイプ)
あの頃に戻れるなら、積極的に攻めてみたい機種ですね。