こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第十弾、「花月」の登場です。
少しのんびりした和の雰囲気とは裏腹に、A-500の大量獲得機として人気だった本機。
個人的には、モーニング狙いで打つ事が殆どで、あまり長時間打った事は無かったですが、
このブログを書き始めるキッカケをくれたE君の様に、「花月ばっかり打ってました!」
と、言う熱烈に支持するスロッターも多くいた名機です。
スペック
■メーカー
山佐
■発売時期
1999年1月
BIG | REG | 機械割 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/327.7 | 1/655.4 | 90.7% |
設定2 | 1/303.4 | 1/606.8 | 94.6% |
設定3 | 1/282.5 | 1/565 | 98.4% |
設定4 | 1/264.3 | 1/528.5 | 102.2% |
設定5 | 1/248.2 | 1/496.5 | 106.0% |
設定6 | 1/240.9 | 1/364.1 | 110.2% |
出典 777@Nifty様
特徴
山佐初の大量獲得機として1999年にリリースされた本機。
簡単目押しで大量獲得機出来る触れ込みでしたが、リプレイ外しをしないと、平均約450枚強と大量獲得機としては物足りない数値。
そのリプレイ外し。
当初は「出来ない」とされていましたが、後に「可能」という事が判明。
色々と手順はあった様なのですが、一番有名だったのは2枚掛け中押し手順。
この手順でBIG一回+60枚とかなりのハズシ効果が得られた様のですが、如何せんハードルが高く、最低でも一回のビタ押し(停止形によってはそれ以上)が要求され、目押しがノーミスであっても、一定の確率で制御上、15枚小役を取りこぼす場合もあった為、目押レベルがそれ程でもないユーザーが挑戦すると、
「普通に打っときゃよかった」
と、切ない結果に終わる事も多数。
目押しレベルが一般ユーザーのそれと大差なかった若き日の銀猿は、勿論身の程を知り、順押しで消化してました。
ですが、目押し力が一定以上ある方にとっては、他者に比べ間違いなく有利でしたので、高い技術を持つ人の腕試しにもってこいの機種でした。
メーカー発表の機械割を見ても分かる様に、基本的に「辛い」機種だったと思います(特に設定1と2はエグい)
上記通りリプレイ外しの難易度の高さと、低設定域の機械割の低さが相まって、
お店側が必要以上に抜けてしまう為、特に低交換率のお店での設定状況は悪くなかった様に思います。
筐体部1~12までのランプチェックがあり、ここの光った場所でボーナス期待度を示す「コイコイチャンス」なるチャンス告知があり、止まったランプの数字が大きければ大きい程期待度が上がる仕様で、10以上で止まればボーナス確定。
10・11・12の全てが光ればBIG確定でした。
山佐お得意の明確なリーチ目ではないチャンス目(ボーナス非成立時には絶対止まらない出目)も多く、このコイコイチャンス発生時は、必ず「ハズレ目(ボーナスの確率が0%)ではない」事が確定する為、ゲーム性の幅を広げるのに、ひと役買っていた存在でした。
「パチスロが上手い=目押しが上手い」
コンドル以降のパチスロ業界を象徴する機種の一つでした。
※動画のリプレイ外しは、3枚掛け手順ですが、本当に要ビタなのかな?
もし間違ってたらゴメンなさいね。