こんばんは!銀猿です。
前回は、自身の予想成績を可視化しよう!と伝えました。
今回は、もう少しその点について深堀りしていきたいと思います。
得意/不得意条件が見つかる
自分の予想成績を確認することで、自身の予想の精度が分かります。
単純に、本命馬の単・連・複率も分かりますし、単勝回収率・複勝回収率も分かります。
それらを知ることはとても大切なのですが、それ以外にも分かることがあります。
例えば、本命馬の単複の回収率が75%だったとしましょう。
ですが、しっかりデータを取っていれば、
「芝では60%だけどダートでは90%」
「条件戦では70%だけどOP以上なら85%」
「長距離では50%だけど短距離では95%」
など、何らかの得意or不得意条件が見つかることもあります。
血統にしろ、騎手にしろ、ラップタイムにしろ、長年の経験からくるトータル的な予想にしろ、何らかの予想ファクターを使って競馬予想をしていく上で「合う条件/合わない条件」があるのが普通です。
それらが明確になれば、得意条件で馬券を買えば良いだけです。
どんな条件でも回収率が控除率以上負けているのならば、自身の予想法や使っているファクター、予想の組み立て方を考え直せば良いだけです。
偶然でしか勝てない馬券の買い方を続けていては、控除率25%の分厚い壁を突破するのは難しいですからね。
悪いのは予想?or買い方?
他にも分かることがあります。
例えば、マイナス収支の原因が「予想にあるのか?馬券の買い方にあるのか?」です。
本命馬の単勝回収率が85%あるのに、馬券のトータルの回収率が70%しかないとすれば、それは馬券の買い方を間違っています。
複勝回収率の方が、トータルの馬券回収率よりも高い場合も同じです。
逆に、単複の回収率よりもトータルの馬券回収率の方が高い場合は、馬券の買い方や、相手馬の選び方が上手くいっている可能性があります。
その場合は本命馬の選択法の見直しや、そもそも相手馬を本命に選んだ方が良いとなるかもしれません。
いずれにせよ、自身の予想結果を可視化することで、何が良くて何処がダメなのか?
が、ある程度分かってきます。
券種選択も楽になる
回収率だけでなく、勝率・連対率・複勝率が明確になることで、券種選択が楽になる場合もあります。
例えば自身の本命馬が、ピンかパーかの「走れば頭、走らなければ着外」というタイプだと分かれば、購入馬券は、単勝・馬単・三連単など、一着を当てる事に意味がある馬券を買うべきです。
そうではなく、堅実性が高く複勝率は高いものの、頭まで突き抜けることが少ないタイプならば、購入馬券は、複勝・ワイド・三連複が適切でしょう。
人気薄を本命に選んだ時に、3着ではなく、2着までに入る確率が高い場合は、馬連を買うことで破壊力が増します。
このように傾向が明確になれば、券種選択の悩みも随分と軽減されます。
次回は
どうでしょう?
自身の予想成績を可視化する気持ちになってきたでしょうか?
「やってみようかな?」と、考えて下さった方には次のステップが必要です。
それは、予想成績のデータを、どんな方法で何処までデータを集めれば良いのか?という点です。
次回はその点についてお話したいと思います。