こんばんは!銀猿です。
菊花賞・天皇賞(秋)を「サクッ」と外して、いよいよ本領発揮?の銀猿ですが、今週も懲りずにエリザベス女王杯の予想を披露してみたいと思います。
結論
最初に結論から。
本命 9番 ウインマリリン
相手 6番 ランブリングアレー
相手 5番 ステラリア
です。
ウインマリリン
軸に最適だと考えたのはウインマリリン。
選択理由は、何と言っても「コース適性」
阪神・芝・2,200mはタフなコースなので、牝馬でこのコースに合う馬はそれ程いないと思いますが、この馬はドンピシャに近いハズ。
クロノジェネシスやリスグラシュー程ではないにしても、今回の出走馬の中では最も「合う」と判断。
少なくとも上位二頭との比較では、この馬に軍配が上がる。
同じ舞台で行われた去年のエリザベス女王杯は4着に敗れているが、昨年は開催4日目でまだ芝がそれ程痛んでおらず速い時計が出ており、決め手勝負だと分が悪いこの馬にとっては、やや不向きだったこと。
それに比べれば今年は開催12日目で、昨年に比べればそこまで速い時計は求められない。
そして上位3頭は、GⅠ4勝目となったラッキーライラック、次走有馬記念でも2着に走ったサラキア、オークス馬であり、先日のBCで歴史的勝利を挙げたラヴズオンリーユー。
これらの馬と比べれば、今年はメンバーが軽い。
一・二番人気には敬意を表するが、逆転の目は十分あると思う。
今回、体調面が良くない報道が出ているが、個人的には無視。
何故なら僕は普段、調教や調子を予想ファクターに入れていないから。
勿論、調教や調子は重要な予想ファクターになり得ると思うが、僕はそれを判断する物差しを持っていない。
それなのに「GⅠだから」とか「ネガティブな報道が出たから」と、急に予想の判断材料に入れてしまっては、自分の予想軸がブレてしまう。
あくまで「能力・適性・期待値」を軸に予想するのが銀猿スタイル。
調子を落としている報道で少しでもオッズが上がるのならば、喜んで買うことが、馬券が当たるにせよハズレるにせよ、自分の中での「正解」だと思う。
コレは、パチスロ専業生活を経た中で得た教訓でもある。
ランブリングアレー
タフな競馬となった愛知杯。
不良馬場の中山1,800mを外から差し切った中山牝馬Sと、スタミナ色の強いレースで結果を残してきている。
ヴィクトリアマイルも勝ったグランアレグリアは別格としても、レース全体で見れば、例年よりもスピード<スタミナが問われたレース質だったと思う。
ウインマリリン程ではないが、今回の出走馬の比較で見ればこのレースへの適性は上位。
前走は3~4角で包まれた点と、休み明けだった点がやや響いた格好。
今年の軽いメンバーならば、GⅠ2着の実績は胸を張れるレベル。
前走の敗退で人気が落ち着いているので、馬券妙味は十分。
ステラリア
今年の3歳馬は強いと巷で言われているが、出走馬の中で3歳馬なのはアカイトリノムスメと、このステラリアのみ。
個人的にはオークスで本命にした馬なので、それなりに思い入れもある。
そのオークスでは川田騎手がソダシを徹底マークする先行策に出て、差し馬有利のレースを逆ポジを取ってしまい惨敗。
前走の秋華賞はスタートで挟まれる不利があり、位置取りが後ろになってしまい、外に出すのにやや手間取ったロスがあった。
それでも秋華賞では上がり3F2位の脚を使っている。
そもそも、2戦目の未勝利戦から忘れな草賞まで、5戦連続で上がり最速を使っていた馬。
秋華賞で、溜めれば速い上がりを繰り出せる事は再度証明。
「3歳馬は3歳馬でもコッチだったか」
って決着に期待。
人気馬
上位人気2頭の考察をば。
レイパパレ
「能力」だけで考えれば、頭一つも二つも抜けていると思う。
様々な条件が揃ったかもしれないが、今回のメンバーの中で、コントレイルとグランアレグリアを千切って勝てる馬は他にいない。
宝塚記念の予想の時には距離を理由に軽視した訳だが、今回の軽いメンバーならば、適性に合っていなくても十分勝ち負け出来ると思う。
それでも3番手以内に評価しなかったのは、この馬は自分との戦いが全てだと思うから。
能力全開時の打点の高さは申し分ないが、その能力を全開に出来るかどうか?が問題。
逃げるか控えるか。
極端なレースをしなければ、持っている能力を発揮出来ない可能性が高いと予想。
この枠ならば逃げの一手だと思うが、ルメール騎手が逃げを選択する確率は結構低い。
折り合いに自信を持っているならば、尚更。
能力の違いでブッ千切られても驚かないが、好走には色々と条件が必要だと思うので、それでいて前日一番人気では食指は動かない。
アカイトリノムスメ
最強3歳世代の中でも、桜花賞4着・オークス2着・秋華賞1着と、異なる条件で安定した結果を残してきた馬。
今回も馬券になる確率はかなり高いと思うが、思い切って切ってみたい。
理由は「前走がベストに近い条件だったと思うから」
前走の秋華賞に比べると今回のエリザベス女王杯は、この馬にとって小さなマイナス要素が多いように思う。
2,200mがダメではないが、ベストは2,000m。
詰まったレース間隔がダメではないかもしれないが、今回初めての中3週。
阪神がダメではないが、本質的には大箱の広いコース向き(それでいて今回は2,200mの内回り)
若干粗探し感は否めないが、三番人気馬を本命に選び、相手にも気になる穴馬がいる以上、人気必至のこの馬まで手は広げられない。
走られても全然驚かないが。
念のため
僕のブログを参考に馬券を買う方は一人もいないと思いますが、一応念のために言っておきます。
スプリンターズステークスは、レシステンシアが危ない人気馬だと思っていました(結果は2着)
菊花賞では、オーソレイクが危ない人気馬だと思っていました(結果は2着)
天皇賞(秋)では、コントレイルが危ない人気馬だと思っていました(結果は2着)
と、こんな塩梅です。
じゃあ今回はレイパパレの2着付けの馬券が美味しいのか?
馬券
今回は券種も買い方も迷いなし。
9番ウインマリリンから、5番ステラリアと6番ランブリングアレーへワイド二点です。
では、皆さん良い週末を!