こんばんは!銀猿です。
昨日は、ダービーを勝つ騎手の条件について考察しました。
今日は、調教師&生産者について考えていきます。
調教師
近10年でダービーを勝った調教師は、
友道康夫
矢作芳人
堀宜行
藤原英昭
角居勝彦
佐々木晶三
藤沢和雄
橋口弘次郎
の、8人。
このうち、友道康夫調教師が3勝と、複数回勝利。
凄いですね!
ダービートレーナーになった8人の共通点は、
「ダービーを勝つまでに、GⅠを複数回勝っている」
です。
騎手同様、初GⅠ勝利がダービーというのは、至難の業なのかもしれません。
そしてこちらも騎手同様、既にクラシックを勝っている場合が多いです。
「近10年のダービー勝利」に絞れば、例外は佐々木晶三調教師だけです。
(矢作芳人調教師のディプブリランテと、藤原英昭調教師のエイシンフラッシュの時は、まだクラシック未勝利)
ですので、「調教師」のファクターでダービーの「勝ち馬」を探すのであれば、
1.既にGⅠを複数勝っている
※クラシック競争を既に勝っているとなお良い
を、条件に挙げたいと思います。
該当調教師
登録段階での、該当する調教師は、
友道康夫
須貝尚介
木村哲也
手塚貴久
堀宜行
昆貢
斎藤誠
☆久保田貴士
※久保田貴士調教師のみ、クラシック未勝利
以上、8名。
生産者
近10年でダービーを勝った生産者は、
ノーザンファーム(6勝)
ノースヒルズ(3勝)
飛野牧場(1勝)
の、3社。
今年はノースヒルズ生産馬の出走はなし。
実質、ノーザンファームの一強ムードが漂いますが、昨年からハッキリと復活の兆しが見えているのが社台ファーム。
2018年ノンコノユメ以降勝てていなかったGⅠレースを、昨年3勝し、今年も既に2勝。
生産の方向性が変わったのか、育成のノウハウが変わったのか、何が変わったのかは分かりませんが、ここにきて、潮目が変わりつつあるのは確か。
ノースヒルズの代わりという訳ではありませんが、社台ファームも、条件を満たす生産者としてカウントしておきます。
関係ありませんが、ノンコノユメで勝ったのは内田騎手でしたね。
そしてシャンパンカラーでさきのNHKマイルCを勝ったのも内田騎手。
何か縁を感じますね。
ここまでの該当馬
ここまで、騎手・調教師・生産者の三点から、ダービーで「勝つ馬」の条件を調べて参りました。
騎手は想定となりますが、現時点での該当馬を確認しておきます。
馬名 | 騎手 | 調教師 | 生産牧場 |
サトノグランツ | 川田 | 友道 | ノーザンファーム |
シーズンリッチ | 戸崎 | 久保田 | ノーザンファーム |
ショウナンバシット | M.デムーロ | 須貝 | ノーザンファーム |
スキルヴィング | ルメール | 木村 | ノーザンファーム |
ソールオリエンス | 横山武史 | 手塚 | 社台ファーム |
タスティエーラ | D.レーン | 堀 | ノーザンファーム |
バクスオトマニカ | 田辺 | 久保田 | ノーザンファーム |
クリームファクシ | 吉田隼人 | 須貝 | ノーザンファーム |
以上、8頭。
明日は、血統について考察します。
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