こんばんは!銀猿です。
先週の桜花賞は、やっと馬券的中となり溜飲を下げることが出来ました。
今週は牡馬クラシック初戦の皐月賞。
早くも枠順も決定!
考えるだけでもワクワクしますね!
今週も極上の謎解きゲームを楽しみましょう!
・・・難しい
皐月賞の過去データを確認した感想は、
「・・・難しい」
です。
過去のデータは切り口次第で色々な数字が出せますので、それらしい数字を並べることは可能です。
が。
昔の自分がそうでしたが、お手軽に数字をイジった消去法で選んだ馬券は、結果が伴わないことが多いです。
そのデータを裏付けるような背景がないと、単なる数字遊びになってしまいます。
今年の例でいうと、
「キャリア2戦で皐月賞に挑んだ馬は、過去に馬券になったことがない」
というデータがあります。
それ自体は確かに数字としてあるデータなのですが、レースをなるべく使わないことが主流となっている今、キャリアが少ない事が本当にマイナスにしかならないのか?
は、意見の分かれるところだと思います。
例年馬場が悪くことも多く、データ分析から好走馬を導き出すのが、少々難しいレースだと思います。
波乱傾向
そんな中でも大きな傾向としては、馬券的に荒れる傾向にあることが言えます。
近5年で3着以内に入線した15頭のうち、10頭が4番人気以下。
1~3番人気の馬が、1/3しか馬券になっていないのだから、全体として波乱傾向と言えるでしょう。
トリッキーなコースと言われる中山2,000mだけに、一筋縄ではいかない様子です。
参考程度に・・・
とは言え何のデータも示さない訳にはいきませんので「数字上」表れているデータを幾つか。
(データ集計は、過去5年間)
馬体重
459kg以下の馬は、複勝率7.7%・複勝回収率12%と苦戦。
中山2,000mであり、マイル適性も問われることが多い皐月賞では、ある程度のパワーも必要ということか。
道中10番手以下
皐月賞までに道中10番手以下でレースをした経験があったのに馬券圏内に走った馬は、昨年3着のステラヴェローチェのみ。
トリッキーなコース形態だけに、ある程度位置を取れる馬が有利ということか。
10番人気以下
皐月賞までに10番人気以下の超人気薄になったことがある馬は、一頭も馬券になっていません。
牡馬クラシック戦だけに、早々とユーザーから低評価を喰らっている馬は厳しいということか。
前走3着以下
勝ち馬は、全馬前走連対馬。
前走3着以下の馬は、連対率3.3%・複勝率10.0%と苦戦。
前走6着以下から馬券になった馬は0。
まとめ
今年の皐月賞は、上位混戦で取捨選択がかなり難しいレースだと思います。
雨の影響で馬場状態も読みづらく、非常に難解なレースです。
そういった意味では、謎の解き甲斐があるレースとも言えます。
明日は一頭ずつ丁寧に見ていきたいと思います。