こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第74弾「GOGOジャグラーSP」の登場です。
今や、パチスロ界の絶対王者に君臨するジャグラーシリーズ。
しかし、現在進行している稼働日記中の2002年の時は、まだまだマイナーな位置付けでした。
本機「GOGO」辺りから、年配層だけではなく、一般のユーザーも打ち始めたのではないでしょうか?
ジャグラーシリーズだけに、文字数は少なくなってしまいますが、宜しければご覧ください。
では、参ります。
スペック
■メーカー
北電子
■発売時期
2001年4月
BIG | REG | 機械割 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/298 | 1/655 | 95.0% |
設定2 | 1/273 | 1/630 | 98.5% |
設定3 | 1/260 | 1/607 | 100.7% |
設定4 | 1/245 | 1/546 | 103.9% |
設定5 | 1/241 | 1/468 | 105.4% |
設定6 | 1/241 | 1/364 | 107.2% |
タイプ
本機はA-400。
ボーナスオンリーと、シンプルな仕様。
その上、ボーナスが成立したゲームで必ず告知が入る「完全告知機」。
今でこそ、絶大なる人気を誇るジャグラーシリーズですが、まだこの当時は「完全告知機」に対する評価はそれ程高くはなく、割と年齢が高い方以外は、好んで打っている姿を見かける事は多くありませんでした。
時代は目押し至上主義から爆裂AT機。
そして、知識介入度が高い、ストック機全盛へと向かっている時期。
そんな中でも、このGOGOから徐々に市場評価が高まってきていたのは、ジャグラーの底力を物語っていたのでしょう。
技術介入
技術介入要素が無いと思われがちですが、4号機のジャグラーシリーズは、通常時の小役回収打法と、リプレイ外しという、二大正攻法が効きます。
但し、共にビタ押しが要求される、非常に難易度が高いモノでした。
通常時の小役回収打法は、左リールに切れ目の7をビタで狙って、そのまま停止なら右にベルを、滑ってピエロが上段に止まれば右リールにピエロを狙い、それぞれテンパイすれば中リールに対象図柄を狙うのが一般的な打ち方。
例え左リーリの目押しをミスっても「損失」が出る訳ではないので、積極的に挑戦すればOKですが、リプレイ外しはそうはいきません。
何もせずに打つ場合と比べ、難しいビタ押しを完璧にこなして、やっと+11枚。
目押しをミスれば、逆に損失が発生し「やらなきゃ良かった」という結果もあり得ます。
その為、僕程度の目押し力の場合「やらない」選択を取る事が普通でした。
技術介入Ⅱ
4号機ジャグラーシリーズで使える技術介入は、もう一つあります。
それが「設定変更判別」です。
よく「ガックン」と呼ばれる、設定変更を行うと、リールが初期の位置(21番の7がセンターに並ぶ位置)と異なる事から発生する「ブレ」を確認する方法が有名ですが、コレはホール側の対策が簡単である為、使えないお店が多かった。(使えれば有効な手段である事は確か)
そちらではなく、小役の出現を確認する事で設定変更判別が可能でした。
4号機の時代は、小役の確率を状態により変更される事が認められていました。
この辺の詳しい内容は、減算値判別のページを参照して頂くとして、ジャグラーの小役確率は以下の通り。
低確 | 高確 | |
---|---|---|
2チェ | 1/58.1 | 1/4.1 |
4チェ | 1/40 | 1/8.2 |
ピエロ | 1/327.7 | 1/23.4 |
ベル | 1/327.7 | 1/27.3 |
ブドウ | 1/8.9 | 1/8.9 |
ご覧の通り、ブドウ以外の小役確率に大きな差があります。
特にチェリーは出現率が高い為、朝イチにチェリーが連続で揃うようであれば、設定変更濃厚となります。
但し、こちらもホール側で対応可能な為「絶対」とは言えませんが、かなり有効な手段であった事は確かです。
豆知識
4号機ジャグラーシリーズは、全部で8機種登場しており(30Φは除く)初代が「ジャグラー」、そして二台目が「ジャグラーV」、そして三番目に登場したのが、本機GOGOジャグラーSPとなります。
4号機のジャグラーシリーズは、ボーナス確率が全て同じの為、基本的にどれを打っても大差ないと思われますが、各機種に少しずつ変更点があります。
特に、巷で話題に上る事が多いのが「告知」・「リプレイ絵柄」・「GOGOランプ」です。
本機は、順に「後告知のみ」・「サイ」・「豆電球」になりますが、特にGOGOランプにLEDが搭載されたタイプが発売された時には「暖か味がない」と、一部ユーザーの間で不評を買いました。
確かに、僕もどちらかと言えば豆電球の方が好きですが、どちらのタイプでも、沢山ペカッてくれれば、それが一番です。
まとめ
書き始めると、案外書きたい事が多くて、自分でビックリしてしまいました。
まだ書きたい事があるのですが、今後登場する他のジャグラーの時の為に、とっておきます。
しかし、未だに愛され続けるジャグラーは、本当に奥が深いパチスロです。
SPの良い動画が見つけられませんでした。
自宅で打たれているらしく、音や、セレクターの状態の悪さがリアルです。
初ペカリは10分50秒付近ですので、後半だけで見て、雰囲気を確認してみて下さい。