こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第130弾「リングにかけろ」の登場です。
4号機と比較すると「爆発力がない」と言われていた5号機。
そんな中、5号機でも万枚が狙えるスペックとして人気を博したのが、このリングにかけろでした。
既に本文に登場しているスパイダーマンも、5号機の中では高スペック機でしたが、本機はそれ以上に機械割が高く、評判通り「万枚が狙えるスペック」でした。
では、5号機における「爆裂機種」リンかけを、早速振り返っていきましょう!
基本情報
■メーカー
銀座
■発売時期
2007年3月
BIG | REG | 機械割 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/461 | 1/1008 | 98.5% |
設定2 | 1/431 | 1/949 | 101.0% |
設定3 | 1/409 | 1/897 | 103.5% |
設定4 | 1/372 | 1/771 | 108.5% |
設定5 | 1/337 | 1/675 | 113.6% |
設定6 | 1/300 | 1/624 | 119.9% |
特徴
・BIG&MIDDLE(REG)搭載
・RT
・リプパン外し
・タイアップ
・タイミング命
ゲームフロー
まずは、BIG&MIDDLEの両ボーナスを狙うべく、ひたすらレバーを叩く。
パチスロの基本なので、特に述べる事はなし。
そして、本機の特徴の一つ「全てのボーナス後にRTがつく」ので、ボーナス終了後はRTを消化。
RT中は「リプパン外し」を駆使。
と、言ってもそれ程難しくはなく「チャンス!」(実際にはピンチ)の音声と共に、リール左側にある「CHANCE!」ランプが点灯するので、その際、左リールの青チェリーを狙って「外す」だけ。
目押しが苦手な人でも「BAR・赤チェリー・BAR」を狙えば簡単に外せるので、結構簡単。
と、ゲームフローはシンプルで、
「ボーナスを引く ⇒ RT突入 ⇒ リプパン外しを駆使してRTを消化」
となります。
RT
本機のRTは「ブーメランラッシュ」と呼ばれており、RTと名が付くので、当然ながらリプレイの確率がUP。
突入条件は上記通り、全てのボーナス後。
継続ゲーム数は、入賞したボーナスにより異なり、赤7&白7の、各三つ揃い後は200ゲーム。
それ以外のボーナスは、BIG・MIDDLEに関わらず、全て100ゲーム。
ブーメランラッシュ中は、1ゲームあたり純増0.3枚ペースでコインが増えていくので、100ゲーム完走で+30枚。
200ゲーム完走で、+60枚となる。
ブーメランラッシュ終了条件は、上記した通り「青チェリー入賞時」と「規定ゲーム数完走時」に加え「ボーナス成立時」の三つ。
ボーナスを引くと嬉しい訳だが、消化中のRTの残りゲーム数は消滅。
新たに引いたボーナスによるRTだけが、消化可能となる。
例えば、赤7揃いでRT200ゲームスタート。
40ゲーム目にボーナス成立。
そのボーナスが「白7・白7・赤7」であれば、終了後、RT100ゲームがスタートする事になる。
なので、当然ながらコントロールは出来ない訳だが、ボーナスを引くタイミング次第で、同じボーナス確率でもトータルの獲得出玉に大きく差が出る。
勿論ベストは、RT終了直後だ。
設定推測
本機の設定推測はなかなか難しい。
1枚役&スイカの重複確率に設定差があるのだが「重複=ボーナス」なので、要は、ボーナス確率から判断する他ない。
どちらかと言えば、MIDDLEボーナスの方が設定差が大きいが、それとて、簡単に判断がつく数値ではない。
4号機のA-600なみのボーナス確率であり、それだけ分母の大きな数字を頼りに判別しなければならないのだから、正直なところ、精度の高い判別は望めない。
但し、機械割は高く、設定4からでも十分打てるので、
「上か?下か?」
と、大きく分けて判断し、後は、お店のクセやイベントと絡めて狙っていくのが、所謂「王道」の立ち回り方だろう。
まとめ
「夢のある台」
5号機屈指の機械割を誇り、設定6なら十分万枚が狙えるスペックだった本機。
設定4・5の機械割も高く、優良店で「上」を狙う立ち回りを駆使すれば、ある程度の結果が残せた台だったと思う。
だが。
高設定域は結構安定して出てしまう。
反面、低設定域は安定して吸い込んでしまう。
お店としては、コントロールし易い機種なのだろうが、この時期「確実に出る」高設定をバンバン使えるお店は少なかったのではないだろうか?
加えて、遅い時間帯になると、低設定濃厚台は座って貰えない・・・。
4号機全盛に登場していれば、かなり喰える台だったと思うと、少々残念ではある。