こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第62弾「ゲッターマウス」の登場です。
「ここにきてゲッター」
・・・そう思った方も多いでしょうが、僕もそう思います(汗)
自分が打った「登場順」に書いてるものですから、たまに、こんなトリッキーなタイミングで、こんな古い機種が登場したりします。
発売が1996年ですので、今から23年前の機種になりますね。
発売メーカーも「エレクトリックコインジャパン」と、現エレコとなる前に発売された機種です。
かなり古い機種ですが、ファンが非常に多く「名機」と呼ぶに相応しい台でした。
個人的にはあまり打ち込む事は出来ませんでしたが、それでも、本編に登場したクレイン店では結構お世話になり、その面白さを、多少なり感じる事は出来ました。
では、4号機初期の名機の一つに名が上がるゲッターマウスを、早速振り返っていきましょう。
スペック
■メーカー
エレクトリックコインジャパン
■発売時期
1996年11月
BIG | REG | 機械割(フル攻略時) | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/292.5 | 1/328 | 100.2% |
設定2 | 1/277.7 | 1/315 | 102.9% |
設定3 | 1/264.2 | 1/303.4 | 105.6% |
設定4 | 1/252 | 1/292.5 | 108.3% |
設定5 | 1/240.9 | 1/282.5 | 111.3% |
設定6 | 1/240.9 | 1/264.2 | 112.6% |
タイプ
本機はタイプで言うとA-400。
以上です。
・・・ってあまりにも素気ないですが、RTやCT、そしてATやSTなどと言う「付属」は何もなく、純粋にBIGとREGの両ボーナスだけで構成された、シンプルなパチスロです。
そんな中でも特徴の一つに上げられるのが「REG確率の高さ」でしょう。
設定1の1/328は相当高く、同じアルゼ系A-400タイプの設定1と比べてみると、
・サンダー 1/431.2
・バーサス 1/585.1
・花火 1/420.1
その確率の高さは一目瞭然です。
この、ボーナスの合成確率の高さが、特徴的なリーチ目の存在を一層際立たせ、本機を名機にした最大要因の一つと言えるかもしれません。
リーチ目
本機はいわゆる「大量リーチ目機」と呼ばれる台で、数多くのリーチ目が存在しました。
その中でも鍵を握っていたのが、通称イチロー・ジロー・サブローと呼ばれた、右リールに配置されていた、3匹のネズミ図柄でした。
最も「強かった」のがイチローで、2コマ下にスイカがある子です。
基本的に小役ハズレで鉄板。
止まっただけで、問答無用のボーナスになる場合も結構ありました。
続いて最も「弱かった」のがジローで、上下2コマ以内にスイカがいない子です。
基本的にあまり期待が持てない子でしたが、左リール上段or下段にボーナス絵柄停止目から、右中段に止まってビッ確!なんていう、デュエルドラゴンに引き継がれた、マニアックなリーチ目を彩る個性派でした。
最後が「まぁまぁ強い」サブローで、2コマ上にスイカがついている子です。
イチロー程強くはありませんが、基本的には小役ハズレでボーナスでしたので、熱い存在である事に変わりはありませんでした。
この三兄弟絡み以外にも、枠内にボーナス絵柄が一つも無い形などもあり、液晶は勿論、4thリールも、フラッシュも、そして音による演出すらないパチスロ機でありながら、本当に面白い台でした。
技術介入
本機は、技術介入全盛初期に発売された事もあり、基本的な技術介入要素は、全て効きます。
しかし、小役回収打法はいざ知らず、リプレイ外しは+20枚弱と、やや微妙。
勿論「増える」訳ですから、やった方が良いに決まっているのですが、本機は「外し」よりも、小役を「揃える」点でややシビアな目押しが要求された為、小役を取りこぼしてしまうようなら、威力は半減。
それどころか、こぼす頻度によっては「やらない方がマシ」と、言った結果に終わってしまう方もいらっしゃいました。
そして、二大攻略法以上に効果絶大だったのが、言わずと知れた「減算値判別」です。
本機は減算値に差が設けられていた為、花火やバーサス同様、減算値判別が可能でした。
判別出来る設定は「4以下or5or6」でしたので、花火と同じです。
BIGを一回引けば、その台が設定4以下か5以上かがほぼ分かる。
やはり最強の正統攻略法と言えますね。
まとめ
コンドル、ニューパル、そしてゲッターマウスと「パチスロは3本のリールが織りなす出目だけで十分面白いっ!」そう思い出せてくれました。
勿論、華やかな演出や、凝った演出がダメな訳ではありませんが、パチスロの基本は「リーチ目」ですよね!