こんばんは!銀猿です。
パチスロ専業生活から、社会復帰を目指した時の体験談の続きです。(前回分はこちら)
求人応募の電話をクリアし、無事面接に辿り着いた銀猿。
緊張の中、いよいよ10年ぶりの面接に臨む。
面接
履歴書に一通り目を通した後、店長さんが口を開く。
ない!
こんな感じで面接は終了。
店長さんに面接のお礼を言い、小部屋を出た。
感想は、昔ながらのパチンコ屋さんと言えばそうなのだが、正直面食らった。
流石に昭和感あり過ぎだろう。
合否の判断もさる事ながら、勤務体系も昭和過ぎる。
それに、入社時に決めたら、二度と変更出来ない理由がさっぱり分からない。
「う~ん」
と思いながらも、面接後一応店内を見てみる事に。
面接前は緊張で店内を確認する余裕がなかったが、今は大丈夫。
お店の雰囲気や店員さんの感じを見てみようと、グルッと店内を一周してみる。
そこで重大な事に初めて気づいた。
「・・・スロットがねぇ」
そう!このお店はパチンコ専門店であった!
その事自体がダメな訳ではないが、せっかくのパチスロの知識を生かす場がない。
コレは大きなマイナス点である。
厳しい
昭和な感じも、パチンコ専門店である事も、ダメでも、嫌でもないが、実際勤務するとなると少々厳しいかもしれない。
中抜けがある事自体はある程度仕方ないのだが、ゆっくり出来る場所がないのは問題。
T店に通うとなると、電車なら家からお店まで30分程度。
中抜け&遅番の時は原付になると思うが、原付でも大体同じぐらい。
だとすると、中抜けの時に一旦自宅に戻るとすれば、毎回出勤・退勤の時も含めて、2時間程度原付に乗る事になる。
それも、天気が良い時及び真冬以外限定。
悪天候時や極寒の時は、自宅に戻れない。
では、その間の4時間はどうすれば良いのか?
元専業者なんだから、パチスロでお小遣い稼ぎ?
・・・馬鹿を言ってはイケない。
4時間の短時間勝負を繰り返して、トータルで勝ち続けられる程、パチスロは甘くない。
「4号機ストック機全盛+等価交換+いざという時に引き継いでくれる仲間」
が、揃って何とかだろう。
スロットが設置されていない事も含め、条件的には、正直あまり気が進まない。
2社目
面接の最後に、「他にも面接がある」と、言ったのは当然ながらウソである。
応募の面接自体、T店しか行っていないのだから。
返事を3日引き延ばしたのは、考える時間を貰う為。
だが、3日あれば他店の話しを聞く事が出来るかもしれない。
僕は面接の帰り道に、求人の中から気になっていた2社目に電話する事にした・・・。