こんばんは!銀猿です。
先日、競馬界の流行り病の一つとして「高配当当てたい病」を紹介しました。
今回は、その「高配当当てたい病」と双璧。
競馬界の流行り病二大巨頭の一角、
「ハズレるの怖い病」
について書いていきます。
こちらの病も自覚症状がなく、自分で気づいて根治することは難しい場合が多いです。
皆さんも知らぬ間に感染していないか、一度確認してみて下さい。
ハズレるの怖い病
「ハズレるの怖い病」は、その名の通り、馬券をハズすことを極端に怖がる病気です。
この病はヤバいです。
前回の「高配当当てたい病」は、高配当「だけ」を徹底的に狙い打てるのであれば、強靭な精神力+豊富な資金力で、トータルプラスになる可能性は十分にあります。
ですが「ハズレるの怖い病」は、ほぼ勝ち目がありません。
目の前のレースだけの勝ち負けや、的中・不的中だけを考えれば、利益は少なくとも勝つことはありますし、結構当たります。
が。
それが逆に危険です。
「高配当当てたい病」以上に危険な「ハズレるの怖い病」
自分が感染していないか、しっかり確認して下さい。
特徴1 買い目が多い
この病を患っている方の特徴の一つは、
「買い目が多い」
です。
ハズれるのが怖い訳ですから、少しでも気になる馬は抑えます。
「もし来たらどうしよう」
この感情が、馬券を買う段階で大きくなります。
考えれば考えるほど、色々なパターンを想像してしまい、あれこれと手が出ます。
多くの場合人気に押される馬は、人気になる根拠があります。
それ故考え出すと、その馬が走るパターンは容易に想像出来てしまいます。
そして気になるあまり、その馬を抑えてしまう。
予想の最初の段階で軽視していた人気馬を、最終的に買い目に組み込んでしまう方は、かなり危険な状態です。
特徴2 口癖がとりあえず
特徴の二つ目は、
「口癖がとりあえず」
です。
先程の特徴に付随する形ですが、やたらと「とりあえず」と言いながら馬券を買っているシーンをよく目にします。
「とりあえず抑える」
この言葉がメチャクチャ多い。
そして、その「とりあえず抑える」馬の対象はやはり人気寄り。
コレが10番人気以下の人気薄とかであれば、オッズ的に抑える価値はあるでしょうが、人気馬となればオッズは低い。
リターンの少ない馬を「とりあえず」買うことが非常に多いのが特徴です。
次に多く耳にするのが、馬券的中時に、
「とりあえず元は返ってきた」
です。
コレもよく聞きます。
この場合「三連単を100円均等買いで買っており、その中の一つが元返しの組み合わせだった」のなら、まだ救いはあります。
それ以上にヤバいのが「とりあえず」来る可能性が高いからと、馬連やワイドに資金を多めに投入している場合です。
このパターンで馬券を買う人は、長期的に見ればまず負けます。
勝負ごとに絶対はありませんが、絶対と言いたくなるぐらい、高確率で負けます。
勿論、1番人気と2番人気の馬連だって、小点数で仕留めれば、しっかり利益が出ます。
そうではなく、人気馬が走られたら不的中になってしまう恐れから、抑え馬券を買ってしまう。
馬券がハズれて、賭けたお金が一円も戻らない怖さから、人気馬を抑えてしまう。
「とりあえず」馬券を買ってしまう人は、かなり危険な状態です。
特徴3 単複は買わない
次の特徴は、
「単複は買わない」
です。
不思議なようですが「ハズレるの怖い病」にかかっている方は、あまり単複を買いません。
理由はハッキリしませんが、僕の考えでは、、
「当たるパターンが一つしかないから」
だと思います。
特に単勝馬券においては、対象馬が勝たなくてはなりません。
何か別の馬が一頭大駆けした時点で終了です。
それが嫌なんだと思います。
「どう転んでも当たる可能性を残しておきたい」
そんな心理が働いているように思います。
ですので単複を買わない反面、BOX馬券が多いのも特徴の一つです。
後は、三連単フォーメンションで、軸が3頭も4頭もいることも多いですね。
単複を買わなくても競馬では勝てますが、無駄な多点買いが多い人は、かなり危険な状態です。
次回
どうでしょうか?
皆さんはハズレるの怖い病を患ってはいないでしょうか?
「とりあえず」
を頻繁に言ってしまっている方は要注意です。
次回は、考え方の側面から、この病の改善法を探っていきます。