大きな連敗を喰らい、一気に収支がマイナス圏に突入してしまったが、前回、久しぶりに大花火で快勝を飾り、ひとまず収支はプラス圏内に復活。
「復活」と言っても、プラスは僅かに7K。
この、吹けば飛ぶような小さなプラスを守ろうとしてはイケない。
いつも通り、定石通り、期待値の高い台を求めて、基本に忠実な立ち回りをするのみである。
では、第425話をご覧ください。
こんな時に
4月20日
2003年4月の稼働も、いよいよ後半戦に突入。
収支が厳しい現状の中、しっかりとした稼働内容で、勝ちを掴まなければならないと言うのに、この子は、またぞろ体調が悪いとぬかしやがる。
それでも、身体にムチを打って原付に跨り、パチ屋に出掛ける。
向かった先は王様店。
いつまで固執するのか自分でも分からないが、どうしても見限れない。
付き合いが長い事もあるし、駄目になったと思っても、しばらくすれば設定状況が回復してきた実績もある。
もう一軒しつこく通っているT・K店とは、信用度が異なる。
少し熱があるように感じられ、非常に身体が重たいが、何とか開店前にお店に到着。
数少ない先客の後ろに取り着いたかと思うと、すぐさま開店。
ホッと落ち着く間もなく、いそいそと店内に入る。
向かった先は当然花火。
最早、コレ一択である。
他の機種に狙える台があるのかもしれないが、このお店の現状で、他の機種を選択する勇気は、今の僕にはない。
そして、そんな余裕もない。
データを確認し、台を選択。
候補となったのは三台。
取り敢えず、自信度の高い順に打っていく。
ここ最近、初当たりが遅い場合が多いので、まずは常識の範囲内でBIGを引ける事を祈りながらレバーを叩く。
すると、願いが通じたのか、本日の初BIGは割と早めの5K。
このぐらいで当たってくれると、一応は気が楽。
後は、このまま判別が落ちてくれると言う事なかったのだが、そんなに簡単に事は運ばず、安定の?不合格。
コインを流して二台目へ。
二台目、三台目も運良くBIGは早く、最近喰らっているような大きな負債を抱える事はなかった。
が。
残念ながら、残りの二台も判別は落ちなかった。
コレにて、自分で選んだ三台は全滅と言う結果に終わった。
まぁ、最近では珍しい光景でもないので驚きはしないが・・・
いつもなら、ここで原付に跨り他店に向かう訳だが、今日はこの時点で体調不良がピークに到達。
どんなにしんどくても、目の前の台が高設定なら歯を食いしばって頑張る。
しかし、今から高設定やハイエナ台を探し求める元気は、最早微塵も残っていない。
まだ陽が高く昇っている時間だが、今日の稼働はここまで。
早く帰って、ゆっくり静養する事にした。
店舗 | 機種 | 収支 |
---|---|---|
王様 | 花火 | -2K |
小計 | 月間計 |
---|---|
-2K | +5K |