こんばんは!銀猿です。
僕が考える馬券の券種選択のポイントは、
①予想法(予想成績)
②性格
③最後はオッズ
の、三つ(こんなに単純ではないでしょうが、とりあえずは)
今回は、①予想法(予想成績)について考察していきましょう。
どんな予想?
皆さんは、自分の予想を言葉にして説明出来ますでしょうか?
多分出来ると思います。
「○○○○○○(馬名)は、前走最後の直線で不利があった。アレがなければ3着はあったレースだし、その上今回の方が相手も弱くなっている。本命はコレだな」
みたいな感じで。
ではその本命馬は、馬券圏内(3着以内)に入る可能性が最も高いと判断した本命馬なのでしょうか?
それとも、連対まで見込める馬なのでしょうか?
いやいや、勝ち切る可能性もあるのでしょうか?
そして、それらの確率はおよそ何%ぐらいあると予想しているのでしょうか?
この点について自分の中でしっかり定まっているのであれば、券種選択は楽になりますし、自ずとある程度決まってきます。
「本命はこの馬だけど、頭までは厳しいかな?」
と予想しているのであれば、単勝は買わなくて良いでしょうし、馬単・三連単の1着付けの馬券も買わなくて良いしょう。
「人気薄だけど、2着までなら十分可能性はある」
と予想しているのであれば、複勝・ワイド・三連複だけではなく、馬連や、馬単・三連単2着付けの馬券も視野に入ります。
「3強が強くて、本命に選んだ穴馬は食い込めても3着まで」
と予想しているのであれば、複勝・ワイド・三連複と、三連単3着付けの馬券以外は買う必要はありません。
「ピンかパーか、走れば頭、走らなければ着外」
と予想しているのであれば、単勝か、馬単・三連単の1着付けの馬券以外を買う必要はありません。
ざっくりと書きましたが、券種選択は「自分の予想を具現化する」ことです。
自分の予想が固まれば固まるほど、どの馬券を買うか?は、より明確になってきます。
現状日本で発売されている馬券の中で、自身の予想を最も具現化出来る馬券は、言うまでもなく三連単です。
ですが、自身の予想を100%反映させる為に三連単を購入している人がどれだけいらっしゃるでしょうか?
何でもかんでも三連単という人は、コレを機に、自身の予想を説明するクセをつけてみて下さい。
予想成績が役立つ
とは言え、
「この馬の予想勝率は25%で、予想連対確率は50%、3着以内なら70%はある」
と、毎レース毎レースはっきり言及出来ることは少ないと思います。
「勝つまではないかな?」
とか、
「展開がハマれば勝つ可能性は高いけど、逆なら惨敗かな?」
程度が普通かと思います。
そこで役立つのが、先日お伝えした予想成績を確認することです。
多くの人が、自分なりの予想プロセスをお持ちだと思います。
ですので、ある程度データが貯まれば何かしらの傾向が見えてきます。
傾向が見えてくれば、その傾向にマッチした馬券を買うことで、回収率向上の可能性がグッと高まります。
馬券購入時に、券種選択で悩む時間も減ります。
自分の予想成績を知ることは、とても大切なことなんです。
例えば
仮にこんなケースを考えてみましょう。
A君は展開予想を軸に予想します。
自分の予想とその結果を丁寧に分析したところ、こんな傾向が見えてきました。
芝の1,600m以上のレースでは、展開もバラバラであることが多く、印をつけた馬がまとまって走ることが少ない。
けれども、本命馬に選んでいる馬は、展開がドンピシャでハマッた時には勝ち切ることが多く、本命馬の単勝回収率だけなら110%ある。
の場合、当然ながらA君が買うべき馬券は、本命馬の単勝です。
この後、芝の1,600m以上のレースで単勝を買い続けると、回収率が改善する可能性が高まります。
次にA君は別の傾向も発見しました。
ダートの短距離(1,400m)以下のレースでは、多くの場合騎手の駆け引きなどが少なく、展開がある程度決まってくる。
なので、予想通りの展開になった時は、印をつけた馬がまとめて走ることが多い。
けれど、本命に選んだ馬が一番勝率が高い訳でもないし、単勝回収率も100%を切っている。
この場合なら、印をつけた馬たちの、馬連・ワイド・三連複・三連単BOXや、フォーメーション馬券を買うべきで、単勝や馬単・三連単1着固定の馬券は買わない方がベターでしょう。
ここまでハッキリとした傾向が出るかどうかは人それぞれですが、何かしらの傾向を掴むことが出来れば、それを券種選択に活かすことで、回収率が上がる可能性は十分あります。
まとめ
・馬券購入は自分の予想を具現化する行為
・自分の予想をぼんやりとではなく、しっかり説明出来るようになれば、購入券種は自ずと決まってくる
・予想成績をデータとして残しおけば、傾向から券種選択が明確になる
初めから完璧でなくて勿論OK!
この辺りのことを意識してみることから始めてみて下さい。
次回は、②性格について考察してみたいと思います。