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こんばんは!銀猿です。

以前、「遊技機交渉担当者って?」と題して、パチンコ店がメーカーより新台を購入するまでの大まかな流れを書かせて頂きました。

今回はその中でも「説明(営業)を受ける」の中で、具体的にどの様なやり取りが行われているかについて書いてみようと思います。

あまりご存知ない方が多いと思いますので、興味のある方はご一読下さい。

 

需要と供給

 

どんな商品でもそうですが、モノの価格は基本的に需要と供給のバランスで決まる事が多いです。

パチンコ台でも、中古市場はそのバランスで価格が決まります。

しかし新台の場合、価格に大差がある事はあまりありません。

人気シリーズの新台だからと言って、その他の機種の倍の価格設定をしてくるメーカーはありません。

では、何が異なってくるのでしょうか?

答えは「買いやすさ」です。

当然、人気機種ともなれば、多くのホールが欲しがりますから、

「欲しい店=需要」>「販売台数=供給」となり、

メーカー側が、全てのホールの要望に答えにくくなります。

そこで、様々な「条件設定」が行われる事になり、ホールからすると「買いにくい」状況が頻繁に起こります。

では、どの様な条件があるのでしょうか?

いくつかパターンを挙げてみます。

 

 

台数縛り

 

「○○台以上なら売ります」というのが台数縛りです。

ちなみに、この台数縛りがある機種は「超人気機種」という訳ではなく「結構人気の機種」に多い条件です。

中小のホールの中には、新台とはいえ「2台か3台だけ欲しい」と言った状況が多々ありますが、「5台以上」や「7台以上」といった条件をつける事で、まとまった台数を大手法人に確保すると共に、3台のところを5台に増やして貰う事で、販売台数の増加を目論見ます。

1台は駄目だけど2台からならOKなどの場合もあります。

 

 

抱き合わせ

 

業界内では、「抱き合わせ販売はしてはいけない」という事になっており、時々「どこどこのメーカーが抱き合わせ販売をホールに持ち掛けたと聞いたが、皆さんの所ではどうですか?」という内容のアンケートが然るべき団体から回ってくる事がありますが、まともに答えるホールは基本的にありません。

もし、「ウチもそうでした!」と声を上げた事が当該メーカーの耳に入ったりしたら、欲しい新台を売って貰えなくなり兼ねませんからね。

この「抱き合わせ」は読んで字のごとく「○○が欲しいなら、ウチの△△を買って下さい」というものです。

基本的に先に言ってくるパターンが多いです。

「先に」とは、例えば「11月に超人気シリーズの最新機種○○が販売されるので、9月下旬に販売する△△を買っておいてくれ」といった感じです。

皆さん心当たりはありませんか?

「何でこんな台を何台も入れる?」と不思議に思った事が。

その場合、1~2か月後にビッグコンテンツの新台が、そのホールに結構な台数入る可能性が非常に高いです。

これが「先に」の時です。

稀に、「後から」の場合もありますが、この場合は、営業マンがそのホールをある程度信頼していないと成立しません。

先に人気機種を納品してしまうと「お金が無い」などの理由で、抱き合わせ機種を買ってくれない場合がありますので。

 

機歴

 

「キレキ」と読みます。

抱き合わせに少し近いのですが、こちらは個人的には「普通」の事だと思っています。

簡単に言えば「自社の過去の商品を買ってくれていれば、人気機種も販売させて貰います」というスタンスの事です。

多くの場合「直近3~5機種」や「直近一年」間の購入実績に応じて、新台の販売台数が決まる事が多いです。

例えば直近5機種のうち、「A・B・Dの3機種を各1台、計3台買っているので、新台を3台用意します」という具合です。

必ずしも1:1の比率ではなく、1:0.5や1:2など時と場合によりますし、メーカーにもよります。

「抱き合わせ」に比べれば余程フェアで、「日頃からお付き合いしてくれているから、人気機種も用意します」と言うのは当然で、普段殆ど買って貰えていないホールから、人気機種の時だけ欲しいと言われても、営業マンもメーカーも、回答が渋くなるのはある種当たり前かもしれません。

 

まとめ

 

如何だったでしょうか?

人気機種を購入する際に出される条件の中でも、代表的なモノを三つ紹介させて頂きました。

特に二番目の「抱き合わせ」は露骨ですよね。

実際にはこの条件以外にも、幾つか細かなやり取りをする事はありますが、基本的には上記の三つで決まる事が多いです。

他業種でも似た様な事はあると思いますが、他業種と決定的に異なるのが、ホールは「パチンコ・スロットメーカーが販売する機械しか購入出来ない」という事です。

既存のメーカーの出してくる機械に満足出来なくても、販売方法に納得出来なくても、「メーカー」が作る機械しか導入出来ないのです。

中古で買う事は出来ますが、パチンコ・スロット台には「3年」という寿命があります。(この辺りはまた後日)

あまり導入が遅くなる事は、得策ではない場合が多いのです。

一般市場の場合、販売者と購入者の力関係は五分に近い事も多々あると思いますが、パチンコ業界の場合、一部の大手法人以外では、

メーカー>>>>>>ホールという力関係の場合が殆どです。

これから徐々にパチンコ業界、特にメーカーの在り方について色々と私見を述べさせて頂きますので、興味のある方はまた覗いてみて下さい。

 

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