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こんにちは!銀猿です。

今回は機種名鑑第78弾「バベル」の登場です。

皆さんバベルをご存知でしょうか。

「知っているけど打った事が無い」

「打ってみたけでど、よく分からなかった」

「面白くなかった」

そんな方が多いのではないでしょうか?

しか~し!

バベルって、本当は結構面白い台だったんですよ。

少しでも、バベルの良さが伝わると嬉しいのですが、今回は、長くなり過ぎました・・・。

お時間があれば、お付き合い下さい。

では、参ります。

 

スペック

 

 

■メーカー

エレコ

■発売時期

2002年4月

 

BIG REG 機械割
設定1 1/240 1/240 95.5%
設定2 1/240 1/240 99.0%
設定3 1/240 1/240 102.8%
設定4 1/240 1/240 107.7%
設定5 1/240 1/240 111.1%
設定6 1/240 1/240 132.9%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

機械割分からんかった・・・

確か、設定6は130%ぐらいだったハズ。

 

メソさんのご教示により、機械割が判明しました!

メソさん、ありがとうございます。

 

タイプ

 

 

本機はA-400+ST。

BIG一回で440枚強の出玉があり、REGも装備。

そう聞けば、やや獲得枚数の多い普通のAタイプのようだが、本機はストック(ST)機。

成立したフラグは、全て内部にストックされ、特定条件を満たさないと実際に揃える事は出来ない。

上記のボーナス確率も「成立」する確率であって、当然「揃う」確率ではない。

いわゆる放出率によって、ボーナスの出現率がコントロールされ、出玉率(機械割)に差が設けられているのだが、残念ながら、その確率を覚えているハズなど無く、また、調べる事も出来なかった。

 

 

不遇

 

 

配列と図柄をご覧頂ければ「ピンッ!」とくる方もいらっしゃるだろうが、本機はアステカを彷彿とさせる。

それもそのハズで、本機を作ったのは、アステカの開発チーム。

だが、ゲーム性はアステカとは全く異なる。

爆裂AT機の登場により、一気にサミーに主役の座を奪われたアルゼが、渾身の力を込めて放った一台。

その中身は、個人的には、複雑ながら非常に面白いと思えた。

後に訪れるストック機全盛時代の「基礎」となるシステムは、このバベルで生まれていたと言って過言ではない。

それ程、秀逸なゲーム性だったにも関わらず、巷の評価は今一つ。

エレコから発売されたので、それなりに設置台数は伸びたものの、人気に火が付く事はなく、ひっそりと市場から消えていった。

洗練されたゲーム性だったと思うが、あまりに「早過ぎた」のかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲーム性

 

初めに謝っておくと、バベルのゲーム性については、記憶がかなり曖昧。

記事作成において、当然調べ直すのだが、そこはあまり人気が無かった機種。

ハッキリとした事は分からなかった。

それでも、多少なり、このストック機の礎を築いた本機の事を伝えられればと思う。

上記の通り、本機はストック機なので「放出条件」が存在する。

その放出条件が、後のストック機に受け継がれているからこそ、本機がストック機の「基礎」を築いたと言い放つ所以。

ボーナスの放出条件は大きく分けて二つ。

①ゲーム数解除

②小役解除

である。

「な~んだ」

と、感じた方もいらっしゃるだろうが、中身は結構複雑。

特に①のゲーム数解除については「モード」による「テーブル」が絡む為、この当時においては、まぁまぁややこしい。

以下、それぞれについて、出来る限り説明していく。

ちなみに「天井」も放出条件の一つだが、結局は「ゲーム数解除」なので、ここでは別記しない。

 

モード移行

 

言葉の通りで、決められたゲーム数に到達すると、ストックが解除され、ボーナスが放出される。

以前、このブログで登場したストック機としては、キンパルと同じと考えて貰って問題ない。

キンパルとの相違点は、モードが存在し、滞在モードにより、テーブルが異なる点にある。

 

凄く簡単に言ってしまえば、ハマリやすい「Lowモード」と、連チャンが期待出来る「Highモード」の二つが存在。

当然、Highモードに長く滞在する事が、出玉を増やす為に、最も必要な事になり、高設定ほど、Highモードに滞在&移行しやすくなる特徴がある。

この二つのモードを行ったり来たりする訳だが、モード移行契機は三つ。

 

①BIGを揃えた時

②REGを揃えた時

③3枚役成立時

 

以上の三つ。

①BIGを揃えた時

 

Lowモード滞在時

 

LOWのまま Hihgへ移行
設定1 約81% 約19%
設定2 約78% 約22%
設定3 約76% 約24%
設定4 約73% 約27%
設定5 約70% 約30%
設定6 約50% 約50%

 

 

設定が上がる程、Highモードへの移行する確率が高まる。

設定4でも、およそ4回に一回しか移行しないので、低設定はかなり厳しい。

 

 

Hihgモード滞在時

 

Hihgのまま Lowへ移行
設定1 約30% 約70%
設定2 約32% 約68%
設定3 約34% 約66%
設定4 約36% 約64%
設定5 約38% 約62%
設定6 約50% 約50%

 

 

LowからHighには上がりにくいのに、HighからLowへは簡単に落ちてしまう。

ここだけを見れば「どうやって勝つの?」と言った印象を受ける。

設定6でも、五分五分なのだから、そのイメージは当然と言えば当然。

 

 

 

②REGを揃えた時

 

 

BIGの時のように表を作っても良いのだが、こちらは簡単に説明出来る。

REGを揃えた時は「ほぼモード移行しない」・・・以上。

コレは、どちらのモードに滞在していても、ほぼ次回も同じモードにいると考えて差し支えない。

なので、バベルの最大のポイントがここにあります。

Highモードに滞在した後、REGの連チャンで一気に出玉を伸ばす展開が、黄金パターン。

文字で見たら「な~んだ」って感じがするかもしれませんが、コレ、後の北斗と一緒だからね。

スピード感は全然違うけど・・・

 

Highからの転落率は全設定共通で「約0.4%」。

LowからHighは、急に分数表記で申し分けないが、設定1=1/256~設定6=6/256。

分子=設定の数値なので、設定が上がるほど昇格率は上がるのだが、設定6でも約2%なので、無視するレベルである。

 

 

3枚役成立時

 

3枚役成立時の特徴は、Highからの転落移行はなく、Lowからの昇格移行のみである点。

昇格率はそれ程高くはなく、設定1=約6%~設定6=約7%。

 

 

テーブル

 

ボーナス放出ゲーム数(ST解除ゲーム数)を決定するテーブル特徴は下記の通り。

ここも一覧表ではなく文字でいきます。

 

BIG放出時

 

Lowモード滞在時の場合、連チャンゾーンとされる144ゲームまでに放出される確率が約7%。

逆に、145ゲーム~天井である1296ゲームまでの振り分けが約93%!

まさに「Low」の名に相応しい。

しかも、721ゲーム以上が選択される確率が約49%とほぼ半数!

相当厳しい。

コレがHighモード滞在となると、天井が144ゲーム。

つまり、連チャン確定。

しかも、約94%は48ゲームまでに放出されるので、ノリノリ感は相当なモノ。

 

REG放出時

 

REGの場合の最大の特徴は「天井が80ゲーム」になると言う事。

即ち、本機においては、81ゲーム以降のボーナスは、ほぼBIGになります。

「ほぼ」と書いたのは、ストック切れを起こした場合は、81ゲーム目以降でも、BIGが出る可能性がある為。

後、もう一つ重要なポイントが「0ゲーム連」or「49~80ゲーム」のゾーンでREGが放出された場合は、Highモード滞在が確定(小役解除を除く)。

REGでモード移行する確率は相当低い為(上記)、次回も、144ゲーム以内にボーナスが揃う可能性が激増!

激熱ポイントになります。

ちなみに「0ゲーム連」とは、ボーナス終了後、MAXBETボタンを叩いた瞬間に、ボーナス告知がされる事を言います。

ボーナス終了後、祈りを込めてMAXBETボタンを叩く・・・熱くて楽しい瞬間です。

 

 

小役解除

 

Lowモード滞在時に、激深ハマリを助けてくれる存在が、この小役解除。

解除対象約は「チェリー」

このチェリーは「3連>2連>単チェ」の順で期待度が変化。

そして、その出現率は設定により異なり、2連も3連も、高設定ほど出現率が高くなります。

2連=約1/230(設定6)~1/292(設定1)

3連=約1/431(設定6)~1/585(設定1)

その為、高設定ほど、ハマリを回避する確率が高まります。

LowとHighのモードで解除率が異なりますが、Highモードの時はあまり値打ちがないので、ここでは、Lowモード時の解除率だけ挙げておきます。

 

約1.5%
2連 約8%
3連 約40%

 

3連は熱い!

 

チェリー以外にも、純ハズレによる強制解除もあり、純ハズレの場合、モード・設定に関わらず100%ST解除になりますが、出現率は1/16384と、フル稼働で二日に1回出るかどうかの代物です。

 

 

まとめ

 

長々と書いてきましたが、最後までご覧頂き、ありがとうございました。

他にも、4thリール・ウーハ音・台枠フラッシュ・ドット・スペシャルテンパイ音などの演出についても沢山書きたかったのですが、流石に長すぎるので、ここまでにしておきます。

巷では評価されなかった本機ですが、ここまでご覧頂いた方はお気付きでしょうが、銀猿は、このバベルが「めちゃんこ好きなんですっ!」

いや、面白い台だったんですよ、本当に。

 

 

 

0ゲーム連がない・・・残念。

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